
こんにちは。名古屋市名東区で音楽教室を運営しています片桐ピアノ・リトミック教室の片桐香代と申します。
20年間リトミック教育を行ってきた経験と、4人の子育てから、幼少期からの音楽のふれあいにリトミックがとても有効と感じています。
今日は、リトミックとは? 効果は? と、成長した子供たちを見て感じたことをお話します。
目次
・リトミックとは
・リトミックの効果とは
・まとめ
リトミックとは

スイスの作曲家、音楽教育家である エミール・ジャック=ダルクローズによって創られた、音楽を総合的に、合理的に学ぶための音楽教育法です。楽器などを使わずに音楽の基を学べることから、乳幼児にも取り入れやすい人気の音楽系習い事の一つです。
リトミックの効果とは

- 身体で音楽を感じて表現力が豊かになる!
- 自然に楽譜が読めるようになる!
- 協調性や社会性などの社会適応能力がつく!
1.身体で音楽を感じて表現力が豊かになる
音楽を聴いて感じたことを身体を使って動きで表現することで、体力や運動能力の向上が期待されます。
様々な音や音楽に合わせることで身体の使い方やバランス感覚が身に付き、反射神経を鍛える
ことができます。
自由に身体が動かせるようになる年齢になると、自ら複雑な動きを考え出します。
2.自然に楽譜が読めるようになる!
聴こえる音を歌ったり真似たりしてリズムや音程を感じ取ることで、リズム感や音感など音楽の基礎力が身に付きます。
頭と身体を使い相互の伝達量が増えることで、判断能力などの脳の発達や、心の発育を促します。
動きと音符の結びつけをすることで、自然に楽譜が読めるようにもなります。
3.協調性や社会性などの社会適応能力がつく!
音楽に合わせて動くことに慣れて、様々な動きができるようになる積み重ねで、より音楽を上手に取り込むことで、 音楽を自由に表現する能力が育ちます。
体験を重ねることにより、自信や意欲が生みだされ、積極性、独創性が期待されます。そして、ストレスの発散・耐性 をつけることにもなり、強い心を育てます。社会適応能力も付き、複数のお友達と遊ぶことができるようになり、ルールを守り、 コミュニケーションを取り合い、互いを認め合う等、協調性・社会性を養うことができます。
まとめ

五感の開放と磨かれた感性から、音楽表現を可能にする事がこの教育法の目的です。同じ音楽を聴いてもそれぞれの感じ方、表現の仕方があり、リトミックには正解や模範解答がないのも特徴です。
リトミックは、音楽教育の分野に限らず一般教育(特に幼児教育)や演劇、オペラ、ダンス等などの表現活動、音楽療法等、多岐にわたり影響を及ぼします。
とりわけ聴覚には脳の成長にとても大きな影響がある事が生理学的にも実証されており、幼少期からリトミックのレッスンを受け身体と五感を育てる事は、幼児の成長には非常に大切です。
レッスンでは、自ら表現するのを恥かしがって、見ているだけの参加のお子さまでも、心では感じとっています。リトミックの効果が感じづらいと思う時があるかもしれませんが、確実にお子様の中に蓄積されていますので、長い目で成長を見守ることが必要になります。
近頃では、高齢者の方々にも認知症予防、筋力低下予防などの健康維持、病後・術後のリハビリにリトミックを取り入れられ効果が望まれています。
幼少期リトミックにご興味のある方は、お問い合わせください。
当教室では0歳から5歳のお子さまを対象に、発達に合った内容でお子様の心に寄り添うレッスンを大切にしております。
また、リトミックからピアノ等に移行しやすいようなレッスンを行っております。
片桐ピアノ・リトミック教室 片桐香代
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