
こんにちは。
名古屋市名東区で音楽教室を運営しています片桐ピアノ・リトミック教室の片桐香代と申します。
ピアノの先生というと、弾けない方からは憧れのまなざしで「ピアノ弾けるっていいですね!素敵!」と言われます。
しかしピアノを弾くコツさえ分かってしまえば、だれでも、何歳からでも、可能です。
25年間の指導経験から、今日は簡単に弾けるようになるコツをお話します。
目次
- 楽譜を選ぶコツ
- 弾く前にすること
- 鍵盤にシールを貼る
楽譜を選ぶコツ

楽譜なんて読めないから買ってもね・・・と思われている方、今どきはとっても親切な楽譜が沢山出版されています。
ドレミ(階名)と指番号(1~5)の2種類が乗っている楽譜ものを選ぶとよいです。
CDがついているものがなおよいでしょう。
他の楽器とセッションしているアレンジものは、音が混ざって自分の弾く音が分からないので、ピアノ単体の物がよいです。
弾きたい曲のアレンジも色々出ていますので、初心者さんは音符の数の少ないもの、つまりぱっと見て黒の面積が少ない白っぽいものを選びましょう。
ドレミが書いてある楽譜で練習していたら、書いていない楽譜が永遠に弾けないじゃない?楽譜がちっとも読めるようにならないんじゃない?と思われるかもしれません。
しかし、本来の目的はまず弾くことが肝心です。ドレミが書いてある楽譜で何曲か練習しているうちに不思議と自然に楽譜が読めるようになっていきます。
弾く前にすること

ここのstepはとても重要で、その後の練習時間やモチベーションに随分変わってきますので、時間をかけてし行って欲しいです。
弾く前に楽譜の分析をします。
ピアノの前で楽譜を開く前に、色ペン何色かを用意して机の上で楽譜を開きましょう。
CDをかけながら、ドレミで歌ってみます。知っている曲なら、似ているフレーズがどことどこか分かりやすいと思います。わからなければ、フレーズ(まとまり)どとに見てみましょう。同じ音の配列のグループを見つけて、同じ色でマークを付けましょう。色分けができてくると、案外同じ色の箇所があることが分かります。
また、音は違うけれどリズムが同じや、このまとまりの最後の音だけ違うなどの似ているものにも、印を付けましょう。
次に、指番号通りに指を動かす練習を空中や机の上でします。鍵盤で行わない理由は、音が鳴ると聴いてしまうので、指を動かすことにだけに集中するためです。
この練習は、どの指が動かしずらいか、力が入りづらいかなどの自分の指の弱点もわかるので是非行ってください。
そして、どこにいてもできる練習ですのでお勧めします。
このstepは習い始めの幼児にも効果的です。
鍵盤にシールを貼る

楽譜の分析がすんだら、鍵盤にドレミファソラシのシールを貼りましょう。
これも邪道と思われるかもしれませんが、速く弾けるようになる手段の一つです。慣れてきたら1つおきに
減らすなどして、必要なくなったら無くしていけば良いです。
そして、色ごとに分けて練習します。効率よく練習することはとても重要です。
そのうち自然に弾けるようになっています。
そして半年から1年ほどである程度の曲の分析ができ、弾けるようになります。
この方法で、全く楽譜の読めなかった70代の方々も弾けるようになっています。
簡単に弾けるようになりたい大人のピアノにご興味のある方は、お問い合わせください。
楽しく、無理なく、寄り添って丁寧に指導することを大切にしています。
片桐ピアノ・リトミック教室
片桐香代
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